お知らせ
旭川の高校受験どう考える?
みなさんこんにちは!
KATEKYO学院旭川の村上です。
2024年度の入試も終わり、皆さん新しい環境で希望に満ちた新生活
を迎えていることと思います。
今年の入試問題も昨年度に引き続き難しく、学力テストも難しい年度だった
ため、最後まで頑張りきった受験生たちには本当にお疲れさまでしたと、
ひとりひとりに声をかけたいくらいです。
ところで、「最近のテスト難しくありませんか?」
大学受験共通テストが年々難化していくにつれて、中学3年生に求められる
ものも年々ハードルが上がっているように感じられます。
2年ほど前から北海道の中3学力テストが一気に難しくなったため、
総合ABCの学力テストでも思うように得点が伸ばせなかった生徒さんも
多かったはずです。特に昨年に関しては「理科」の難化が顕著で、平均点が
30/100点台の中学も数多く見受けられました。
志望校合格判定テストが難しくなると、志望校選択において受験生全体に守りの
意識が働くため、「旭川西高」「旭川南高」は高倍率は避けられません。
入試問題が難しいとどうなると思いますか?
受験生の得点帯がある部分に集中し、差が付きにくくなってしまうんです。
そうなってくると、内申点やたった数点の差が合否を分ける材料として
重くのしかかってきます。
中学校の先生たちもそれを克服しようと授業や課題で新しいことを取り入れたり、
頑張っているのがとてもよく伝わってきます。
でも学力別や志望校別にクラス分けができない現状において、すべての生徒さん
を救うことは物理的に無理なんですね。
10年前までであればがむしゃらに勉強すれば点数はついてきたのですが、
今はそれでは太刀打ちできません。深い理解、読解力、表現力、情報をまと
める力、処理速度、このような力が求められるようになっていますので、お父さん
やお母さんお兄さんやお姉さんの時代とは明らかに違うという認識を持ってもらう
ことが必要になります。現に昨年の受験生に10年前の入試過去問を解いてもらっ
たところ、「先生!なんかめっちゃ点数取れるんですけど!!」となりました。
それだけ今の問題は難しいということなんですね。
だったら割り切って塾や家庭教師といった、学校とは別の教育機関に所属すると
なると当然ながら保護者の経済的負担が大きくなります。
でも確実に言えることは、塾に通っている生徒さんとそうでない生徒さんは
間違いなく前者の方が対策がとれるということ。
自分一人で対策できるという子は、もうすでにして進学校への道が開かれている
ようなものですが、大多数は違うはずです。
「塾に行ってください(できればKATEKYOで!)」と言うのは極論ですが、
でも私自身半分以上は本気で言っています。
自分の将来の夢を叶えるためにも、高校選択は大切に考えていきたいですね!