公立高校入試分析~英語~ | 【KATEKYO北海道】プロ教師による完全個別指導塾・家庭教師

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公立高校入試分析~英語~

KATEKYO学院苫小牧校です。

 

受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。

 

タイトルに関して、分析が終了しましたので、以下に記します。

 

□1リスニングは割愛します。

 

□2小問集合

問1(1)be動詞+~ing「~している」を覚えていればOK。(2)waterが水だと分かればOK。

問2(1)(2)共に、曜日と天気が書ければOK。

問3 見た目は新傾向の問題でした。(1)(2)共に疑問文を作る問題です。疑問文を作る際には、答えの文をよく見て、ヒントを得る必要があります。

(1)は答えの1文目が「No, he isn’t.」になっていましたので、「be動詞の疑問文」であることと「疑問文の主語が男性」である、という2つのヒントを確認できます。また、答えの文の2文目が「My father doesn’t play the guitar.」でしたので、「your father」を使うことが推測できます。

(2)はなかなか難しいです。答えの1文目が「Yes, I do.」であることから「Do you 一般動詞~?」の形が確定します。その後答えの続きを確認すると「それは面白そうだね」「私にそれの使い方を教えてください」となっているので、「あなたはそれを試したいですか」と尋ねる疑問文を作る必要があることが推測できます。ここはいろいろな答えが出てきそうですね。

 

□3A 表の読み取り

問1 「あなたが1,500円持っていたら、チーズピザと○○と△△と□□を同時に買うことが出来ます。○○と△△と□□が何か答えなさい」という問題です。16品目あるメニュー表から価格を確認し、合計で1,500円になるものを3つ選ぶだけの問題なのですが、全て英語で記載されていることで焦ってしまった方もいるかもしれません。

問2 本文の内容に合う選択肢を選ぶ問題です。問題文に書いてある内容でそのまま正答を選ぶことは出来ず「1,000円以上買うとクーポンがもらえる⇒ピザを2枚買ったら1,000円を超えるから、クーポンがもらえる」という変換が必要になります。

問3 新傾向です。会話の適語補充なのですが、会話内容が条件となっている英作文で、かなり難しい内容でした。

 

□3B 若干短めの長文問題

使用されている英単語は258語です。ちなみに、中3英語のPro7-3の本文が86語です。

「intergenerational home share」という、中学生なら絶対に見たことがないようなフレーズが登場しました。大学入学共通テストでは定番の「見たことない英語の意味を、文脈から判断する」というものです。

問1 「solve」の意味が分かれば大丈夫です。

問2 特に難しい表現もなく、選びやすかったと思います。

問3 正答は長くなってしまいますが、ほとんど長文から引っ張ってこれるので、そこに気付けば大丈夫です。itの内容を具体的に変換できるかどうかで、差がついてきます。

 

□3C 長文問題

数え間違いがなければ、使用されている英単語は441語です。

問1 穴埋め適語選択問題です。穴埋めする場所の後ろに「dry season」と「rainy season」という二つの季節が記載されているので、twoを選ぶだけです。落ち着けば解けます。

問2 穴埋め適文選択問題です。前文で「赤・黄・茶色の葉を見ることができる=様々な葉を見ることができる」とあり、次の文が「Also」から始まっているので、また「様々な」何かを表現している英文を選択します。

問3 本文の内容にある選択肢を選ぶ問題です。特に難しい内容ではありませんが、探すのに時間がかかったかもしれません。

問4 4人の登場人物が話している季節はいつなのか、を選ぶ問題です。ある意味新傾向ですね。長文中盤あたりに、徹が先週末撮った写真が「leaf art」だった、という表記があるので、季節は秋である、と判断できます。

問5 会話文穴埋めです。(1)は簡単でしたが、(2)はかなり難しかったです。

 

□4 英作文

例年と比べると、条件設定がかなり緩くなっており、書きやすくなっていました。

 

分析を通して感じたのは、今まで以上に「読解力」が求められる、という点です。

言い方を変えると、和訳を一段階変換する、という感じでしょうか。

そのためには、やはり普段から「英語を日本語に訳す」という作業を行うしかありません。

英語は語学ですので、毎日続けることが何よりも大切です。

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