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令和8年度 公立高校入試英語解説します

KATEKYO学院苫小牧校です。

 

3月4日、公立高校入試が実施されました。

そこで、英語の問題を解説していきます。

また、来年度以降に受験する生徒用に、今後の勉強ポイントもお伝えします。

できれば、お手元に問題を用意してご覧ください。

北海道教育委員会のHPでも閲覧可能です。

 

□1 リスニングは省略しますが、35点分です。

 

□2

問1 選択形式の穴埋め問題

(1)疑問詞の穴埋め(How many)でしたが、後ろにある単語がwatchesでした。

この問題でのwatchは「腕時計」という意味で、中1時に習います。ですが、「見る」という意味で出てくることが圧倒的に多いので、ちょっと混乱した生徒もいるかもしれないですね。

【ポイント】

疑問詞を覚えよう。特にHow manyやWhichの使い方には注意!

(2)これ間違える人はあまりいないと思いますので、特に解説はありません。

 

問2 イラストを見て単語を書く穴埋め問題

(1)犬が椅子の上に座っているので、onを書くだけですね。

【ポイント】

前置詞を覚えよう。

(2)be going to(中2Pro1-1)があるので、後ろは動詞の原形を置くことが分かる+take a picture「写真を撮る」なので、答えはtakeですね。

【ポイント】

基本的な文法の形を覚えよう。

 

問3 会話からの英作文

(1)鞄を持って困っているおばあちゃんに何かを言って、それに対しておばあちゃんが「はい、お願いします。それは私にとって重すぎるんです」と答えているので、「私が持っていきましょうか?」と提案する英文を作ります。

Can I take your bag?などですね。

(2)画面を通して会話をしている二人のうち一人が、「あなたが北海道の冬をどのように楽しんでいるのか、私に教えてください」とたずねているので、冬に何を楽しんでいるのかを書きます。

これは色々な答えが想定されますが、enjoyを使うのは絶対条件になるはずです。そして、enjoyの後ろに動詞を置く際には、必ずingを付けなければいけません。

 

□3A 表からの読み取り

この問題の鉄則は、「設問を見た後に、表からその答えを探す」ことです。表から見てしまうと、「表を見る→設問を見る→表から探す」という風に、3段階の処理が必要になってしまい、時間がかかってしまいます。

また、答えの根拠となる部分が1カ所ではない場合も多いので、注意して表を見る必要があります。

 

問1(1)「11歳の少年が、一人でフェスティバルに行った場合、参加できないイベントはどれか」を探す問題です。

表のPeopleの欄ABには、それぞれ「8歳から12歳」「13歳以上」と記載されています。その下のCには年齢制限に関しての記載がありません。よって、Cには参加できる、という判断をしてしまいそうになりますが、その横のMore Informationの欄に、「12歳未満の子供は、親と一緒に参加しなければならない」という記載があるため、結局Cにも参加できないことになります。

(2)選択肢の英文を全て訳して、当てはまるものを探します。

関係代名詞の仕組みを理解していれば、それ以外の部分は全て中2までの内容ですので、問題なく解答できるはずです。

【解答に必要な文法】

関係代名詞(主格)/助動詞(must・don’t have to・will・should)/不定詞(want to 動詞の原形・形容詞的用法)

 

問2 受け取ったメールに対する返信を英語で書く問題です。

なかなかに難しいですね。

受け取ったメールには「名前・参加したいイベント・年齢」が記載されています。しかし、表では「名前・年齢・電話番号・参加したいイベント」を記載して、メールを送るよう指示されているので、「電話番号が書かれていません」という内容を読み取れる英文を書く必要があります。

【解答に必要な文法】

受動態など

 

□3B 長文読解(スピーチ)

キャッシュレス決済に関する約220語の英語長文読解です。ちなみに、中3の教科書Pro7-3の本文が82語ですので、3倍弱ですね。

 

問1 本文内の空欄に当てはまる英語を選ぶ問題です。

同じ段落の1文目に「キャッシュレス決済には多くの良い点があります。例えば~」という表記があるので、まずはgoodがある選択肢を選びます。その後、空欄の後ろに「現金で支払うよりもかかる時間が少ない」という表記があるので、時間に関係する表記のある選択肢を選びます。

it takes~(中1Pro6)と、less(中2Pro6)を訳せるかがポイントですね。

【解答に必要な文法】

比較級

 

問2 本文の内容に合う英文を選ぶ問題です。

3段落目を訳すことができれば問題なく解答できます。

 

問3 英問英答です。

「キャッシュレス支払いについてどう思うか+なぜそう思うか」の2つを1文にまとめなければなりません。

接続詞のbecauseが必須です。

 

□3C 長文読解(会話)

3人の会話文で、430語です。教科書本文1セクションの5倍強あるので、英文を読み慣れてないと集中力が切れてしまうかもしれないです。

 

問1 長文内の空欄に、当てはまる単語を選ぶ問題です。

空欄の前の英文では「最初、早起きして朝食を食べるのは、私にとって難しかった」とあり、空欄の後の英文では「今では毎朝早く起きて、彼女と話すのを楽しんでいる」とあるので、空欄前後で内容が逆になっています。よって、butを選ぶ流れですね。

【解答に必要な文法】

it (for) to構文

 

問2 本文の内容に合う英文を2つ選ぶ問題です。

ア~オまで5つの英文がありますが、長文の時系列順に並んでいないので、正誤の根拠を探すのがなかなか難しいです。また、英文の内容全てが間違っているのではなく、部分的に間違っているものも2つあるので、結構紛らわしいですね。

 

問3 本文の内容を基にした、メモを埋める問題です。

(1)英文選択です。

1つ目の友美のセリフ内で、「私たちが家で朝どのように過ごしているか話したい」とありますが、それに関連する選択肢はありません。ただ、メモの内容を確認すると、導入には「英語でジュディと話す」、本文には「家族が私の努力に気付いた」、結論には「将来①勉強するために、一生懸命挑戦する」と書かれているので、勉強に関連する選択肢エを選びます。

 

(2)適語補充です。

上記の①に関しては、Englishと書きたくなります。しかし、Englishと書いてしまうと、「将来英語を勉強するために、一生懸命挑戦する」となってしまうのです。もうすでに英語を一生懸命勉強しているので、正答になる可能性は低いです。友美の2つ目のセリフで「私は将来アメリカで勉強したい」という表記があるので、これを使います。ただ、1語で書くよう指示されているので、in Americaが使えません。そこで、「海外で」という意味のabroadを使います。

 

②は、ジュディの3つ目のセリフ内で「何人かのクラスメイトがアメリカの高校生活についてのクイズコーナーを作った」という表記があります。また、その次の友美のセリフ内で「何人かのクラスメイトがジュディにたくさんの質問をしていた」という表記があるので、ジュディがクイズを作ることを手伝ったことが読み取れます。よって入る単語はmakeになるのですが、help 名詞 動詞の原形~が発動するので、そのままmakeと書かなければなりません。

【解答に必要な文法】

原形不定詞を使うときのルール

 

(3)英作文です。

本文中から「日本とアメリカの間のいくつかの違い」を表す具体例を探し、その内容について深堀りする疑問文を作らなければなりません。非常に手間がかかります。

「アメリカの高校にはふつう食堂がある(本文中の具体例)→食堂では何を食べることができるか尋ねる(ここを英語に)」のような流れです。

 

□4 部分英作+完全英作問題です。

(1)ついに仮定法が登場しました。直接仮定法が入試で問われるのは、おそらく初です。空欄の前にIfがあり、その後ろの文にwouldが登場しているのが、仮定法の合図です。

【解答に必要な文法】

仮定法(if)

(2)これは答えがいろいろ考えられますね。

(3)タイムマシンがもしあったら、それを使って移動した先でやりたいことを、24語以上の英語で書きます。とにかく「主語+動詞~」の形を崩さないこと、動詞の形に最新の注意を払うことが求められます。

 

これから高校受験の生徒用に、今後取り組んでほしいことについてまとめます。

①英語を聴くことに慣れよう。改めて新しい教材を買う必要はありません。教科書のQRコードを上手く活用し、毎日聴くようにするのがおすすめ。

②まずは訳せる英語を増やそう。上にも書いているように、□3のCは、圧倒的な英語量ですので、訳すスピードが遅いと厳しいです。

③動詞を書けるようにする+変化のルールを覚えよう。英語における動詞の変化は、あまり日本語にはない感覚なので、慣れないとすぐ忘れてしまいます。

④疑問文とその答えを作る練習をしよう。

⑤毎日英語を勉強しよう。英語は語学なので、毎日使わないとすぐ忘れてしまいます。

 

少しでも誰かの役に立つことを願って。

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