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【少し長め】高校入試問題解説+α①【英語】
KATEKYO学院苫小牧校です。
3月4日に、公立高校入試が実施されました。
受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
来年度から入試傾向が変わりますが、今回の入試がどうだったのか振り返り、今後に向けての学習指針を検討してみたいと思います。
【英語】
□1 リスニング(15点分)共通
全て記号問題+配点15点は例年と全く変わりません。
放送台本を確認しましたが、中3内容は、how to~/be interested in~/Have 主語 ever 過去分詞~?/ask 人 to~/it…to~位で、あとは中1・2内容の単語・文法が大半を占めていました。
□2 標準問題
問1~3は、易しめの問題でした。
animalsがあるからzooを選ぶ、blue/red/greenがあるからcolorsを選ぶ、などです。
会話文を見て、「適当な英語1語を書きなさい」という問題が、昨年まで4題あったのですが、2題に減っていました。
その代わり、グラフを見て、「適当な英語1語を書きなさい」という新傾向の問題が、問4として追加されています。
muchの最上級は少し難しかったかもしれないですね。
問5は、昨年同様英作文2題でした。
英語の質問に対して、自分の立場で答えるタイプの出題でしたが、質問の内容が「好きなくだもの」と「昨夜勉強した科目」に関してでしたので、書きやすかったかと思います。
likeの後ろに数えられるものを書くときは、必ず複数形にしなければならないので、くだものの名前を複数形にできたかどうかがポイントです。
私が入会希望の生徒さんに、最初に必ず出す問題が「私はリンゴが好きです」を英語に直す、というものだったので、少し驚きました…
あの時のことを覚えていてくれれば4点確保です。
ここまで分析をしてみて、気づいたこと・来年度に向けての予想を以下に列挙していきます。
・会話表現かなり大事
・□2は、中3内容の出題0
・資料の読み取り問題が増えそう
・英作文は、中2までの単語・文法で何とかいけそう+配点が高くなる(出題数が増える)予感
・そろそろリスニングで記述が出てきてもおかしくない
→来年度から、解答時間が5分増えますが、英語に関しては、リスニングの放送が長くなる可能性もありますね
結構長くなってしまったので、続きは後日またご紹介します!