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【少し長め】高校入試問題解説+α②【英語】
KATEKYO学院苫小牧校です。
先日行われました「公立高校入試」の英語についての解説続きです。
□3(標準)□2(裁量)
A スピーチ
使われている単語の数は「215語」でした。
ちなみに、中3教科書の1セクションで使用されている単語の数は、70~90語程度です。
読みやすい文章でした。
問1は、内容把握の選択問題です。いつも通り。
問2は、質問に対する答えの英作文。代名詞の使い方が少し難しかったかもしれません。
B 表からの読み取り
このパターンの問題は、まず設問を読んで、その後答えを表から探すのが鉄則です。表を最初に見ると、混乱してしまいます。
問1は、内容把握の選択問題2問です。これもいつも通り。
問2は、質問に対する自分の立場パターン英作文でした。答えなければならない要素が2つあるのですが、「1文」で表現しなければならない、という新しい傾向のものでした。
□4(標準)□3(裁量)スピーチ
会話ではなかったのが少し驚きでした。
使われている単語の数は「約300語」です。
こちらも読みやすい長文でした。
問1は、「当てはまる動詞を選んで、正しい形に直す」パターンでした。前後の文章から、意味的に正しい動詞を選ぶ+形を変える、という2つの作業が必要になってくるので、多少難しいです。候補となっている動詞は、全て「不規則変化」のものでした。
問2は、条件部分英作文でした。「人に対して~するよう指示した」という日本語を、「人に~するように言った」と変換できればあっさりできます。ただ、「指示した」という日本語をそのまま英語にしようとすると、混乱してしまうかもしれません。
問3は、下線部の示す内容を、具体的に表す英文を選ぶ問題でした。基本的に、下線部の示す内容を具体的に~の問題は、直前、若しくはもう少し前の英文を選べば正解です。
問4は、内容把握の選択問題です。これはいつも通りです。
問5は、2語以上の部分英作文でした。「自由に書きなさい」とはあるものの、ある程度制限されています。書くべき内容が思い浮かべずらかったかもしれません。
裁量問題の分析は、また後日に!