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公立高校入試分析~英語~
KATEKYO学院苫小牧校です。
公立高校入試、お疲れさまでした!
皆さんまず寝てください笑
という訳で、早速分析していきたいと思います!
□1リスニング(35点)
100点分中35点!
事前予告では30~35%となっていましたが、35%でした!
今回から「1回読み」の問題が導入されましたが、特段問題なく解答できたと思います。
自己採点に来た生徒から聞いても、「難しかった」という声は挙がっていません
□2単問集合(16点)
問1:穴埋め選択問題
→中1レベルです。ここでの失点はほぼないでしょう。
問2:穴埋め記述問題(新傾向)
→一瞬「お!なんだこれ!」と思いますが、落ち着いて見れば「一般動詞の過去形」「現在進行形」を書くだけなので、中1レベルです。その形にする一般動詞も、イラストから容易に判断できるでしょう。
問3:英問英答
→例年通りの内容です。中1レベルで解答できます。
(1)で「誕生日がいつか」質問されているのですが、月名はそのまま英語で書き、「日」の方は数字で書きます。この、「日」を英語で書く場合、数字をそのまま英語にすると減点になる可能性が高いです。例えば、「10月9日」を「October 9」ではなく「October nine」と書いてしまっている場合です。9は「9番目」すなわち「ninth」にしなければならないのです。
□3長文(37点)
■A:表からの読み取り(10点)
例年通りの内容です。選択問題でちょっとした計算が必要になりますが、落ち着けば大丈夫です。
英問英答は、答える内容が2つ(どれにしたいか/それにしたい理由)ありますが、そこまで難しい文法・単語を使わなくても書けます。
■B:ノーマル長文問題(10点)
語数は225です。数え間違えてたらすみません…ちなみに、中3教科書後半の1セクションの本文が、約90語で構成されていますので、その倍くらいですね。
問1は本文の内容に合うものを選ぶといういつものパターンですが、問2は「英文のタイトルとしてふさわしいものを選ぶ」という、大学受験でかなり出題されるタイプの問題でした。わかりやすいので迷うことはないですが、初見で驚いた方も多いかもしれません。
問3の英問英答は、模範解答を見ると、長くてこんなの書けない!と思うかもしれません。しかし、「疑問文の主語を代名詞にして書く」「疑問文の動詞をそのまま使う」というルールに基づいて書いた後の11語は、長文からの書き抜きです。ただ、meをhimにしなければならない箇所は、多少難しかったかもしれません。
※使用されていた主な英文法:「~される」にならない受動態/最上級/前置詞の後ろの動名詞/want to 動詞の原形~/there be動詞~/接続詞のwhen/関係代名詞which
■C:ノーマル長文問題(17点)
語数は399です。
問1問2は、共に内容把握です。特筆すべき点はありません。
問3は穴埋め問題ですが、長文から正解を引っ張れるので、難度は高くありません。
問4も穴埋め問題ですが、「前後の内容から、あてはまる日本語を考える」「その日本語を英語で書く」という2段階思考が必要になるので、少し難度は高めです。
※使用されていた主な英文法:enjoy~ing/if/help 目的語 動詞の原形~/不定詞副詞的用法/現在完了完了結果用法/間接疑問文/現在完了継続用法/目的格関係代名詞の省略/関係代名詞which/不定詞形容詞的用法/進行形/受動態/it to構文/疑問詞+不定詞
□4条件英作文(12点)
「日常生活の中で、他の人のために行った親切な行動についての話」というテーマに基づいて、英文を書いていきます。
(2)に関しては、3つの内容を述べるために、24語以上の英語を使わなければなりませんでしたが、中2までの英文法・単語で十分対応できます。表現したい日本語を極力簡単に考えることがポイントになってきます。
以上です。
さあ、平均点はどうなるでしょうか。