TOPICS from KATEKYO
4.9
先日、高校3年生の生徒に英検対策をしていた時のことです。
生徒「先生、私最終的な評定平均、4.9でした」
教師「4.9?」
生徒「4.9!」
教師「4.9…凄すぎるでしょ…」
生徒「私もびっくりしました」
教師「私もびっくりしました」
高校1年生から通塾してくれている生徒さんで、すでに指定校推薦での進学が決まっています。
中学生の時はあまり勉強が得意ではない、というか嫌いだったそうです。
「勉強が大好きです!」という生徒にはあまり会ったことありませんが…
KATEKYOに通い始めてくれた理由も「周りについていけるか心配」というものでした。
私は彼女に3つの約束をしました。
①学校の授業を大切にすること
②私たちの出す学習指示に必ず従うこと
③お金を出してくれる人への感謝を忘れないこと
できないときもありましたが、自分なりに一生懸命頑張ってくれました。
その結果が「評定平均4.9」です。
頑張ればどんな生徒でも成績は上がります!
ということを伝えたくて、この記事を書いているわけではありません。
この「評定平均4.9」というフレーズを目にしたとき、「すごい!」と思ったあとに、どんな言葉が頭をよぎりましたか?
「5じゃなかった科目って何?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここまでこの長文に目を通していただいている保護者の皆様、「5じゃなかった科目」について言及するのではなく、「5だった科目」を大いに褒めてあげてください。
人間は、どうしても悪いことに目がいきがちです。
毎日靴をしっかりそろえていることに対して、毎日褒めることはありませんが、そろっていない日には注意する、みたいな感じです。
日常の中で「注意喚起」は絶対に必要です。
ただ、その注意を上回る回数褒めてあげてほしいのです。
お子様が家で勉強していたら、褒めてあげてください。
事務局で自習をしたならば、送迎の時に褒めてあげてください。
何かしら良い変化が起こると思います。